11回目の開催となった[SapporoPhoto 2025]は、札幌市民ギャラリーを会場に開催した3つのプログラムを11月30日(日)をもって全て無事終えることができました。
9回目の開催となった公募参加型写真展は『新 -SHIN-』をテーマに会場展示を行い、40名の皆さま方からお寄せいただいた作品をご覧いただきました。作品は引き続き来年3月末までの予定で当ウェブサイト内で展示しておりますので、ぜひご覧ください。ご応募の全作品は、レポートブック(開催報告冊子)に収録して来年春に発行いたします。こちらもぜひ楽しみにお待ちいただければうれしいです。
写真展『北海道 [青]の記憶 ～BLUE of HOKKAIDO～』は北海道の自然を「青」という切り口から多彩に表現した13名の作品をご覧いただき、11月29日(土)にはトークイベントも開催しました。そして『こども写真教室作品展』では小学1年生から中学1年生まで19名の個性豊かな視点の作品をご覧いただきました。
3つの写真展、合計72点の作品の一点一点から、その時その場所でその一瞬を捉えるという写真ならではのメッセージを感じていただけましたならば幸いです。
北海道を拠点とする写真家が主体となって運営しているNPO法人である“THE NORTH FINDER”は、この企画を通じて「写真を撮る楽しさ」「写真を発表する楽しさ」「写真を見る楽しさ」を市民の皆さんと一層分かち合えればと考えています。
時代や社会を映し出す身近なメディア・写真をツールに、写真と何らかのつながりを持つ皆さんとご一緒に「日常の中で写真を楽しむこと」をテーマに、参加型写真フェスティバルとして2015年から開催を続けている[SapporoPhoto]は、昨年開催10周年を迎え、新たな10年へと一歩を踏み出しました。変わることのない趣旨と常に新しいテーマを志向しながら継続してきた私たちの活動に今年もご参加くださった全ての皆さまに心からお礼を申し上げます。
日々新しく、さらに変わり続けていく私たちの街、社会、世界、そして文化を、これからもご一緒に、写真で記録し共有し続けていきたいと思います。
引き続き、[SapporoPhoto]ならびに”THE NORTH FINDER”をよろしくお願いいたします！
